2020年10月19日

ルアー&フライ⑸ 海技免許取得


大学を卒業後、大手建設会社に就職し、建設工事の現場監督となった。
当時の建設業界は、大手といえども、世の中は週休2日制に対しての議論展開中であるのにもかかわらず、週休制(日曜の休業)をどう考えるか????と言うレベルの状況であった。
土曜も日曜日もなくローテーションで月に3〜4日の休みが取れる程度であった。
入社して2〜3年は、職場での付合いで海釣りや、会社の同僚などとの管理釣り場のBBQなどを楽しんでいた。
免状.JPG
そんな中、自然の中で大型に育ったマス達をルアーで釣り上げたくて、芦ノ湖へと足しげく通い始めた。
3月から5月迄は手漕ぎボートでのキャスティングが主で、ポイントを大きく移動するときは、モノフィラメントによるレイクトローリングもどきで、間違って魚が掛からないかと竿を出しておく。
学生時代、本当に間違ってかかって、T君が竿を持っていかれたことも在り可能性は充分だ。
彼が曰く、”竿が跳んだ” 一瞬のうちに持っていかれてしまい、竿を抑えることもできなかったそうだ。
場所は、湖尻の海賊船桟橋の沖で水深もあり、根がかりはあり得ない場所、彼は持っていかれた竿とリールを残念がっていたが、僕は、ルアーをひったくっていった魚の顔を見れなかった方が残念で仕方がなかった。
いつもボートを借りていた湖尻のおか本さんでボート免許の講習会があり偶然にも芦ノ湖で小型船舶(湖川限定)の免許の試験を受講することが出来た。

1978年夏、無事にボート免許を取得し、本格的な芦ノ湖での釣りが始まった。




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posted by 団塊の末っ子親父 at 16:58| Comment(0) | 星座(うお座)釣り

2020年10月07日

ルアー&フライ⑷ 

1972〜74年当時のルアー釣りのターゲットは、ブラックバスとマス類であった。
本場イギリスではブラックバスは生息してなく、マス類たちがターゲットで英国貴族たちの間では、ルアーよりもフライフィッシング(洋風毛ばり釣り)の方が盛んであったようだ。
この頃、ブラックバスという魚(アメリカからの外来魚)は一般には余り知られてなく、釣り場所は、関東では芦ノ湖と相模湖が主であった。
また、マス類は、多少標高のある処であれば、環境さえよければ住むことが出来、ルアー・フライの絶好のターゲットであり放流も盛んであった。
しかし、東京近郊の河川でルアー釣に適してる渓相の川は多摩川や道志川の本流以外なかなか見当たらなく、チョット足を延ばし、山上の湖やダム湖にマスを求めていくのがルアーでの釣りの近道であった。
日本のマス類を調べてみると、イワナやヤマメ(関西方面はアマゴ)は、氷河時代に何らかの関係で海に帰れなくなり、陸に閉じ込められたサケマスの陸封型のようだ。その証拠にヤマメは関東以北の一部の河川では、川を下り海で生活しサクラマスとして元の河に戻ってきている。
同じ個体でも、ヤマメとして残るものとサクラマスになるものが居る、自然の不思議である。
電源開発などで出来たダム湖は、イワナやヤマメが海にたとえ大型になり生息しており、ルアー釣りの絶大なるターゲットではあるが、切り立った谷をせき止めて作られたダム湖などは、なかなか岸辺まで降りてキャストの可能なところが少なく、良い思い出の場所は余り無かった。
関東近郊のダムや湖のここぞと思う場所は大体の所は訪れた。おかげさまで、関東の道路地図は、ほとんど頭に入っている。
その中でも芦ノ湖や中禅寺湖・湯の湖の他に、本栖湖、奥秩父湖、神流湖、東小屋湖、などをT君と期待に胸を膨らませて釣り歩いたのが、青春時代の良い思い出である。
スピン.JPG
大学最後の夏休みは、新潟に遊びに行く途中、草津からほど近い川底から湯の湧き出る尻焼温泉から更に車で国道405号線を登っていった終点にある野反湖に釣行した。
今でこそキャンプなどで有名だが、当時は人っ子一人いない一面のクマザサの林で本当に熊でも出てきそうなところであった。
国道の終点に車を止めて恐る恐る湖に降りて行きルアーをキャストし、夕まずめに40センチオーバーのニジマスを釣り上げた。
ニジマスとは思えないほどの非常に美しいメスの魚体で、大学最後の夏休みのよい思い出になった。

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僕たちがルアーにてマス釣をするようになるとフライフィッシングという洋式の毛ばり釣りというものに事あるごとに触れる機会が増えてきた。
釣道具屋の長男坊のT君は、既にフライフィッシングの情報を集め、フライフィッシングへのシフトを始めていたようだ。






posted by 団塊の末っ子親父 at 22:20| Comment(0) | 星座(うお座)釣り

2020年10月01日

ルアー&フライ⑶奥日光

大学3年の夏休み、T君と奥日光へ
奥日光の湯の湖と湯川には、日本で唯一ブルックトラウトが生息しており、湯川は、日本では数少ないチョークストリーム(牧場の中を流れる様な緩い流れ)で、湯の湖から湯の滝へと落ち、戦場ヶ原を流れ中禅寺湖に注いでます。
僕たちは、湯の滝の入り口にあるお茶屋(小屋)さんに挨拶して、湯川へと降りて行った。
滝つぼから流れ出る川に沿ってくだっていくと緩やかな瀬がありキャストすると2〜3回目でブルック(川ます)が釣れてきた。20センチ以下なのでリリースし更に同じサイズをリリース、T君も同様のサイズでリリースしていた。
更に下っていくと川幅が狭くなり水の中に大木が横たわり川の流れが変化しているポイントがあった。
流れの上の方からルアーを投入し、流れに乗せて沈んでいる巨木の下にルアーを送り込んでいった瞬間、スローモーションの様な感じに魚が現れルアーを飲み込んだ。
フューリーブラック.JPG
その後のやり取りは、全く覚えてないが、同行のT君を必死に呼びながらファイトをし無事ネットに収めることが出来た。49センチのオスのレインボーだった。側線の見事な赤が未だに目に焼き付いている。
湯の滝茶屋に行くとご年配の夫婦がご自分のことのように喜んでくれて、お店を締め終わっていたのにも関わらず、わざわざ、家の中に入れてくださり、魚拓を取ってくれた。お礼を言って、帰るときは、あたりは真っ暗であった。
その一枚をお茶屋の正面の壁に貼っていただいた。2年後に伺った時は、私の魚拓の上に52センチのメスのレインボーの魚拓が貼ってあり。お話を伺うと私の翌年にご主人がフライで釣り上げたそうだった。
ご主人の傍には、歴史のありそうなバンブーのフライロッドが置いてあり、フィッシングの聖地・日光を垣間見た思いがした。
レインボー.JPG

日光は、日本でのルアー・フライフィッシングの聖地・発祥の地で、明治時代に奥日光の湯の湖と湯川に英国商人トーマス・グラバー(長崎のグラバー邸のグラバーさん)がカワマスを放流してフライフィッシングを楽しんだことが始まりとされています。
また、日光は、明治時代に日本初のリゾートホテルとして金谷ホテルが創業し、中禅寺湖には、領事館の多くが別荘などを持ち、イワナ、マスなども放流され、大正時代には、中禅寺湖の千手が浜にハンス・ハンタ-氏(神戸ハンタ-財閥オ-ナ-、ラトビア名誉領事)が、「東京アングリング・アンド・カンツリ-クラブ」を設立、多くの外国領事館の人々が釣りを楽しんだようです。



当時の湯川は、漁協などによりニジマスも放流していたようだ。
あれから50年近くたった今では、キャチ&リリースも定着しブルックトラウトの川として全国的に有名になり、ルアー・フライマンの誰もが、一度は訪れたい川として君臨している。




posted by 団塊の末っ子親父 at 11:51| Comment(0) | 星座(うお座)釣り
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