2020年09月23日

ルアー&フライ⑵

1970年当時の釣り場は、ヘラブナや鯉のえさ釣りが主で、ルアーロッドを持って釣り場に行くと、何処へ行っても変な顔をされ、「お兄ちゃんたち、そんな物でお魚はつれないよ。」と言われ、近くでロッドを振ろうものなら迷惑がられ、しまいには、怒られてしまうのが、殆どでした。
ルアーを始めた最初のころ相模湖でブラックバスをよく釣りに行った。
手漕ぎボートを借りて、ヘラブナ釣り師の居ないところを選んでロッドを振りそれでもスピンナーでコンスタントに3・4匹はゲットしていた。
又、雨上がりの日は、如何いうわけかナマズが良く釣れたと記憶している。
スピンナー.JPG

奥多摩方面の渓流も同様で川幅と水量の豊富なルアーに適したところは見当たらなかった。
そんな中で管理釣り場の早戸川国際マス釣り場は、川幅も水量もあり近郊でルアーの腕を磨くにはうってつけであった。
当時は、ルアー・フライエリアなどはなく餌釣りの邪魔にならないよう遠慮しながらロッドを振っていたが、夕方になり団体客の帰った後の貸切りのエリアは、自由に釣りをさせて頂けた。おかげさまで随分と楽しませていただいた。
一つ一つの堰の深みに潜んでいる残りマスの大物を何度も釣り上げ餌釣りでは味わえないルアーの魅力にどんどんとハマっていったようである。
川の対岸にルアーを投げ入れて引きながら流れに漂わせ、ここぞと思ったポイントにルアーを送り込み、思ったところに入ると水中でキラッと反応があり、同時にロッドが引き込まれていく、この一瞬は、ルアー独特の醍醐味である。








posted by 団塊の末っ子親父 at 17:08| Comment(0) | LIEN
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