夕方の買い物でシモキタの商店街に行くと、相変わらず人が多い。
勤め帰りと思われる人よりも、シモキタに何かを求めてやってきたと思われる若い人たちが半分以上を占めている。

大半は、きちんとマスクも付けつつましやかな感じで静かにショッピングを楽しんでいる。
この人たちとすれ違う分には感染の危険はそれほど無いであろう。
しかし数人のグループになると、みんなに聞こえるようにおしゃべりも自然と大声になる。
そんなグループが道幅いっぱいになって駅の方から喋りながら歩いてきた。
一人はペットボトルを持ちマスクも外している。
多分、自分だけは、うつらない・うつさない、と思っているのだろう。
月下美人
